犬のしつけ、やったこと困ったこと
2019.08.20
ボストンテリアを飼い始めて1ケ月・・・
犬おじさんで慣れたはずのしつけに四苦八苦しながら8月20日を迎えましたので、ウメが来てから約1ケ月ちょっとの間に四苦八苦した、しつけドキュメンタリーを涙で画面が見えなくならない程度に記録しておこうと思います。後半「うんち」というワードを連発しますので、お上品な方はここまでで今日はお別れしましょう。さて、まずはウメを飼ってみて良い意味で驚いたことから。
「ほぼ鳴かない」
犬おじさんは若くてブイブイ言わせていた頃、滅多にお客さんがこない家だったからか、来客やインターフォンがなるたびに大盛り上がりでしたが、ウメが仲間入りして1ケ月ちょっと。来客時に鳴くことはなく、一番初めに鳴き声(吠え声)を聞いたのは無印良品のサーキュレータに向かってでした。ちょっとアホかと思いました。現在もルンバや遊びで興奮した時に吠える程度で割と無駄には吠えないタイプのようです。
ここからが今日の本題です
と、ここからは困って四苦八苦したこと(現在もしていること)です。まず第一にちょっとアホだというところでしょうか。おすわりやお手、待て、などの指示を覚えさせるのに随分苦労しました。今もマテとオテの区別が聞き取りにくいらしく、マテと言うと必死でお手をしようとする、お茶目な一面があります。第二に、トイレを覚えない。トイレトレーニングは来た当日から行っていますが、今の所うんちは誘導しなければ3割程度の成功率。部屋にホカホカの宝物が落ちている事があります。
そして、最大限に困ったことが1つ。ウメは食糞する犬でした。ショップの店員さんがそこの部分だけサラッと「食べちゃう犬もいる」みたいなことを言っていたので、ウメのことではないと思いさらっと聞き流していたら、どうやら彼女は食べちゃう系だということが判明。後日改めて店員さんに聞いてみたところ「食べちゃっていることもありましたね」と小さめの声で教えてくれました。なんてこった!なんてこった!ちなみに食糞はどこのサイトで調べても、多くの犬が普通にすると慰めるように書いていおり、食べちゃう前に片付けるという方法を推奨しているらしいのですが、留守番させている間にごちそうさましているというパターンもあり、この1ケ月ちょっとかなり試行錯誤して今のところ食べることがなくなりました。私もかなり色々なサイトをみてどうにかならないもんかと探したので、やってみたことをそっと書いておきます。
問題❶〜❸(仮説)をたてて実践してみた
私がやった方法はあくまでも「食べちゃう前に片付けるという方法をしなくても(留守番中に脱糞しても)食べなくても良いようにする」ということを目標に色々と試してみた方法です。いくつか仮説をたてました。うんちの回数が多く、緩めだったので「❶ご飯が合ってない説」をたて、改善すべくドッグフード変更。その結果かえてもかえてもワンコ蕎麦方式でごちそうさましている様子はため息もので、どうしようかと思い、食べさせられないねとなったフードがバラまけるくらい残ってしまう結果に。(後日夫が畑の肥料にしていました。)さぁ、次です。次行ってみよう。
次は手作りごはんにしてみました。これは一見面倒そうに思えて遠ざけてきましたが、意外とご飯ベースにしたことでそこまで大変では無く、下痢がややおさまるという効果が見られましたが、留守番中のごちそうさまは変わらず、栄養面的にも不安材料がありました。そうこうしているうちに出張で犬おじさんもお世話になった動物病院に預ける機会があったので、先生にこれまでの経緯なども説明して「合う餌がどれかわからず、食糞もしちゃうんだ」と相談してみました。するとなんてことでしょう。迎えに行った二日後、一回り大きくなったウメと再会しました。赤ちゃん顔からブルドッグ感がマシマシになっていたので、一瞬見間違いかと思いましたが、そこで先生に
「餌の回数を増やして、(朝晩2回から3回に。寝る前にも少しあげてみる)量もウメちゃんが食べたいだけあげてみるといいよ。そのうち食べなくなるから」という、びっくりアドバイスを受け、実行することにしました。「❷餌が足りてない説」です。先生曰く、「餌の食べ方を見てると、餌が全然足りてないのかもしれない。食べ盛りだから大丈夫だ!」とのことでした。餌もロイヤルカナンという宿泊中病院で食べていたやつを購入して帰ることに。不安を感じながらレッツトライな日々が続きました。これまで体重に合わせてあげていた量からすると3~4倍の総量になっていたので、うんちの回数がすんごいことになるのかとビビりましたが、どういうわけか回数が減り、いい塩梅のホカホカうんちを生産するように。そして1週間くらい続けていくと、餌を残すようになりました。すると今度はうんちのタイミングが朝、昼、夕の3回程度にパターン化され、トイレトレーニングも兼ねてきちんとシートの上で成功した時におやつを与えていたら、終わったらおやつをもらいに来るようになりました。いわば、「❸うんち食べなくてもご馳走がもらえるので食べなくなる説(プラン)」をウメに用意してみたのです。それを続けているうちに、気づかない間にうんちをしていても、見向きしなくなり、代わりにおやつ欲しさにお座りして待っているように。そして・・・
その結果どうなったか
1ケ月ちょっとで、なんと1.4kg体重が増えていました。これにはびっくり。今までたくさん食べても下痢してしまっていたため、体重が3.5kgから全く増えなかったのが、病院で購入したフードに変え、量と回数を増やしたことで、栄養を消化吸収できるようになったのでしょう。毛艶と皮膚も強くなり、何より元気になりました。びっくり。というかこんなに長い文章久しぶりに書きました。びっくり。というのも、自分的に「食糞する犬がいる」ことは知っていても、実際に自分ごととなると結構大変なので悩んでいる人の参考になれば嬉しいと思ったからです。犬を飼っておらず、食べない系の犬の方は途中でギブアップしたでしょうが、悩んでいる方の試す材料になれば嬉しいです。何事も試してガッテンです。