おでかけカメラとおうち図鑑

教科書「そもそも」論

2018.07.09

うちの夫は、温厚です。温厚ですが弁も立ち、物事を「そもそも」と考えるちょっと面倒臭いところがあります。

こちら面倒臭い夫

小学一年生になったハム子には毎日「音読」という宿題が課せられているのですが、「おむすびころりん」を自信満々に読み終えたハム子への夫の一言。

「そもそも、ネズミは小づちを持っているならお米も出せるし、おむずび食べなくてもよかったんじゃないの?」と

えっと〜・・・

そもそも、物語はそういうものだと疑わない純粋な小学一年生に対し、アラフォーのおじさんが何言っているのでしょうか。

私「ネズミはお米を炊けないからじゃないの?」
夫「ネズミはね・・・」
夫「炊かない米でも全然食べれるんだよ!」
と、ここでも「そもそも」を主張。

私「ネズミはお米を炊けないなら、炊いたお米が美味しかったんじゃいの?」というと

夫「なるほど〜そういう考え方ね〜」
と、腑には落ちないけど、まぁそれならアリかもね的な、読み取れない表情をしておりました。

・・・・・

続けてハム子が読んだのは「おおきなかぶ」。読み終えたハム子をドアの前まで連れて行き、「大きなかぶ」の再現が始まりました。ハム子にドアを掴ませ、そのあとに親分、そして引っ張る。物語の再現なのでしょう。親分が引っ張るとハム子はドアに捕まっていられなくなる、という結果に。

なんて説明したかは忘れましたが、なんかとにかく面倒な感じの検証結果になっていたので、子供達が眠った後に再度夫に尋ねてみると。

意外と軟体な29番

夫「ものを引っ張る時っていうのは、背筋力と握力の関係があるから、なんとも言えないんだけど、なんちゃらかんちゃら、あーだこーだ。」

夫「とにかく、株は抜かない方がいい!」

「そもそも」株は抜かない方がいいと、持論を展開しておりました。

なんて面倒臭いんだ。