Y子さんに会いたい!
2025.01.18
父から受け継いだ特技として
「車のナンバーを覚えようとすると割と記憶できる」といったものがある私です。どうもこんにちは。
なぜ、このことを最初にお伝えしたかと言いますと、ただ単に特技を自慢したかったからであります。

たま「え?ただの自慢」
今日の話は写真が全くないアレなので文章だけが長くなって人によっては即離脱なんてこともなきにしも非ですが進めてもよろしいでしょうか?よろしいよ。
あれは2週間ほど前のことでした。(ホワンホワンホワ〜ン)
大体夫も一緒にタマちゃんのお迎えに行ってそのまま買い物というコースが私たちの夕方のルーチーンというやつなのですが、この日はすこぶる忙しく、ひとまず私がタマちゃんを迎えに行って、そのまま今日はお惣菜を買って食べようということに。
いつも行く方じゃないスーパーに立ち寄りお惣菜を物色すること数分。見知らぬ年配の女性に話しかけられました。
女性「(タマちゃんを見て)あら〜めがねなの〜かわいそうに〜」
私「そうなんですよ〜。生まれつき目が悪くって〜」
タマちゃんがこの若さでメガネをしていることと、私の元々の鶴瓶感も相まって(よく知らない人に話しかけられる)
こういう話しかけられ方は実はよくあるのですが、レジを終え袋に詰めているとその年配の女性がふらりと来て言いました。
女性「荷物車まで持って行ってあげる」

ん?
活字にすると若干ホラーですが、これがすごく自然でというか言ったそばからすでに袋を持ってくれていてお言葉に甘えつつ車まで到着。
何やらゴソゴソと女性が自分の買い物袋から出すので「???」と思っていたところ
女性、白ごはんをまず出し、私の車のタイヤの上に置きまして
女性「エコバックは持ち手が長いと持ちづらいよね〜」という小話をしつつ自分のカバンの中をガサゴソとし始めました。

この動き知ってる!!
女性「これでお菓子でも買いなさいね〜」とタマちゃんにお小遣いを渡そうとするので
やっぱり!!ていうか白ごはんはなんだったんだ?と思っていたらそのお金をタマちゃんにするりと渡すので
私「そんなもらえないですYO!(マジで)」
女性「いいのいいの〜気持ちだから〜」
(なんの気持ちなんだ!!by私)
と、レジの前で小競合う女子のようにすること数分
女性「あなたどこに住んでるの?私は〇〇の近くに住んでるY子っていうのよ〜」
とここにきての自己紹介をしてくれました。
私も自分の自己紹介をし、今日はありがとうございました〜と帰宅。夫に話すと
夫「あ!その人、俺がこはると買い物に行った時に助けてくれた人かもしれない」
といい、お義父さんたちに話すと
「あ〜!あの人ね!いい人でしょ〜」とどうやら知っている様子。
この界隈では親切な有名人なのか??というところに落ち着きまして
そのまま数日が経ち、また会えたらお礼がしたいなと話しながらお迎えに行くと
私&夫「あ!!!Y子さんだ!」
と、たまたますれ違った車を運転するY子さんを発見。
私、急いで車の特徴とナンバーを記憶いたしました。
SO!!伏線だよ!
私と夫の中の「とてもお世話になった恩人Y子さん」が一致した瞬間でもありました。
それからまた数日後、なんとなく今日は会えるんじゃないかという根拠のない予感がしてお礼に渡すものを持って例のスーパーへ行こうと計画した日に
保育園で体操服のサイズ合わせをして思ったより時間がかかり、Y子さんを見かけたゴールデンタイムからずいぶん遅れて例のスーパー付近に到着。一応寄ってみることに。
私「あ!!!あの車!Y子さんだ!」と
記憶した車種とナンバーが完全一致!
獲物(Y子さん)を逃すまいと近くに駐車するとちょうどスーパーから出て車に向かってくるY子さんの姿が!!
私「Y子さん!こんにちは〜!」
Y子さん「あら〜こんにちは〜!」
私「今日はなんだか会えそうな気がして寄ってみたんです!やったー!」
と手土産を渡すと
Y子さん、またバッグをゴソゴソするので
私「!!!!」からの「いただけません〜」
というデジャブ。
帰り着いて夫が
「会えたの〜?」と聞くので事の顛末を話すと
何よりも本当に会えたことに驚いておりました。
そこ??